メラトニン 分泌 増やす

メラトニンはテストステロンの分泌量を減らす

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メラトニンの分泌量が増えると、逆に男性ホルモンであるテストステロンの分泌量は減るようです。

 

どういう仕組みかと言えば、分泌されたメラトニンは、脳の中の「視床下部」という部分に働きかけ、「黄体ホルモン放出ホルモン」というホルモンの分泌を抑える働きをします。

 

この黄体ホルモン放出ホルモンという成分は、精巣に働いてテストステロンを分泌させる役割を持っているので、メラトニンの分泌は、結果として男性ホルモンの分泌を少なくする、というわけです。

 

テストステロンは少なくなったほうがいいのか?

 

テストステロンを少なくしたい、という人は確かにいらっしゃると思います。いろいろな理由があるでしょうが、中でも頭髪の脱毛に悩む人の割合が多いように思います。

 

しかしその一方で、テストステロンには発毛作用があります。つまり男性ホルモン量を減らすということは、髪の毛が生えてくる割合そのものが減る、ということを意味しています。

 

髪の毛にかぎらず、体毛というものは常に生え変わっていくものです。抜けていく量を減らしたからといって、生えてくる量までも減らしてしまったら、育毛という観点からは元も子もないのではないのでしょうか?

 

テストステロンそのものが悪者なのではない、というのが事実です。そうではなくて、テストステロンが5α-リダクターゼにより還元された成分である、ジヒドロテストステロンこそが、薄毛の原因です。

 

ですから、テストステロンよりもむしろ、5α-リダクターゼやジヒドロテストステロンに注意して育毛を行ったほうが、良い結果が出るはずだと私は考えます。

 

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