リズム運動でメラトニンを増やす
こちらのページでも詳しくお話しているように、メラトニンはセロトニンから作られます。
そこで、セロトニンの分泌量を増やすことにより、メラトニンの分泌量も増えるのではないか?と考えることができます。
ではそのセロトニンを増やすためにはどうすればいいのでしょう?という事になりますが、それにもいくつかの方法があり、そのうちの一つが「リズム性の運動」を行うことです。
リズム性の運動とは?
リズム性の運動って具体的には何だろうか?と思われる方もいらっしゃると思いますが、例えば次のような運動のことを指します。
- スクワット
- 水泳
- 腹式呼吸などの呼吸法
- 咀嚼運動(ガムを噛むことなど)
- ウォーキング、ジョギング
- フラダンス
ここに上げた運動の全てが、一定のリズムを繰り返す動きを持っていることがお分かりいただけると思います。
リズム運動によりセロトニンが増える、というのは実験的に確かめられた事実です。
例えば、被験者にガムを噛む咀嚼運動をしてもらった所、実際にセロトニンの血中濃度が上昇することが確かめられています。
また、フラダンスにもセロトニン神経を鍛える効果があり、フラダンスのレッスンを行うことで実際にセロトニン濃度が上昇することが確かめられています。
では、何故リズム性の運動を行うとセロトニンの分泌量が増えるのでしょうか?
これは次のように考えられています。人の脳の中で、セロトニンの分泌を行う部分と、咀嚼や歩行などリズム性の運動を司る運動中枢は隣接した場所にあります。
したがって、リズム性の運動を行い運動中枢を刺激することで、その刺激がセロトニン分泌にかかわる場所にも伝わり、セロトニン分泌量が増えると考えられるのです。
そういう意味では、セロトニン(ひいてはメラトニン)を増やす目的のためには、朝の散歩はとても効果的であると言えます。何故ならリズム性の運動を行いつつ、太陽の光を目に入れることでさらにセロトニンを増やすことができるからです。
また、寝る前の散歩も睡眠にも良い効果があります。こちらの運動もセロトニンの分泌を促すことで、メラトニンを増やすことを目的としています。無理をせず、普通の速度で20分程度で十分な効果が見込まれます。
水泳も効果的です。水泳もリズム運動の一種ですが、同時に腹式呼吸を伴う有酸素運動でもあるので、2重にリズム運動としての性質を備えているためです。
インナーマッスルを鍛えてセロトニンUP
最近、ダイエットに効くなどの理由で「体幹」や「インナーマッスル」という言葉が注目されています。
インナーマッスルは普通の筋力トレーニングでは鍛えることのできない、体の深いところにある筋肉ですが、これらの筋肉に刺激を与えることでもセロトニン神経を鍛えることができます。
体幹やインナーマッスルを鍛える方法としては、例えば体をひねることが挙げられます。
単純にひねり運動やストレッチを行ってもいいですし、あるいはゴルフや野球なども体をひねる動きがあるので、体幹の筋肉を刺激しセロトニンを増やす効果があります。
リズム運動は習慣化することが大事です。毎日少しずつでも続けることでホルモンのバランスが整ってきます。
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