メラトニンには血圧を下げる効果あり
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メラトニンに血圧を下げる効果がある理由は、主に副交感神経に働きかける作用があるためです。
人の体には、自分の意志では操作することのできない神経である「自律神経」と呼ばれるものが備わっています。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があり、この2つの神経はお互いに拮抗し合いバランスを取りながら、体の様々な機能を制御しています。
自律神経が制御する体の機能は、次に上げるように様々な領域に及びます:
- 循環機能
- 呼吸機能
- 消化
- 発刊・体温調整
- ホルモンなどの内分泌機能
- 生殖機能
- 代謝
人が日中活動している間には、交感神経の方が優位になります。交感神経には、血管を収縮させ、また心拍数を増加させる作用があります。その結果として血圧が上がることになります。
交感神経が活発になってしまう理由には、ストレスの存在も挙げられます。
ストレスがかかった時に分泌される「コルチゾール」というホルモンがありますが、このホルモンには交感神経を活発にする作用があります。
したがって、ストレスが多い生活を送っている人は、交感神経が余分に活発になって、高血圧ぎみの生活を送ってしまっているかもしれません。
その一方で、副交感神経はリラックスしている時や、寝ている時に優位になる自律神経です。交感神経と反対の作用を持つ副交感神経は、血管を拡張させる作用があるので血圧が下がるのです。
メラトニンには、この副交感神経の作用を活発にする働きがあるので、分泌量を増やすことにより血圧を下げる効果がある、と言えます。
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