腹式呼吸でメラトニンを増やす
メラトニンの分泌量を増やし、睡眠の質を上げるための方法として腹式呼吸を習慣にする、というやり方もあります。
「リズム運動でメラトニンを増やす」でも説明しているように、腹式呼吸はリズムを持った運動の代表格であるからです。
ここでの腹式呼吸とは、腹筋を意識的に収縮させて行う呼吸のことを指します。
一定の呼吸のリズムを取りながら、腹筋を使いゆっくりと最後まで、肺の中の息を吐き出すようにします。
このような呼吸を行うことにより、セロトニン神経が活性化します。実際に、腹式呼吸により尿中のセロトニン濃度が上昇するのが確かめられています。
腹式呼吸のさらなる効果
腹式呼吸は、リズム運動としてメラトニン増加に役立つだけではありません。
よく知られているように、腹式呼吸にはリラックス作用があるので自律神経を整えるのにも役に立ちます。精神的なリラックスを得ることはコルチゾールの低下につながるので、結果としてセロトニンを増やし、メラトニンを増やすことにも繋がります。
さらに、腹式呼吸を行うと呼吸に関わるインナーマッスルを刺激することもできます。するともちろんメラトニンも増えますが、基礎代謝の改善により太りにくくなったり、姿勢の改善にも効果があるので前向きな気分を保つことができるようになります。
睡眠のみに関わらず、呼吸法は健康の様々な面に良い影響をあたえることができます。ぜひお試しください。
セロトニンやメラトニンを増やす腹式呼吸の方法
以下に、セロトニンを増やすための腹式呼吸のやり方をご説明します。
行う上でのポイントは、「ゆっくり呼吸をすること」です。大体の目安として、1分間に4回程度の呼吸を行います。
(おおよそ15秒~20秒に1回の割合になります。深く、ゆっくりとした呼吸を行うのが大切です。)
息を吐く時間の方を長く取ります。
息を吸う時間:息を吐く時間=1:2
くらいの割合で呼吸します。だいたいの目安としては、5秒息を吸って10秒吐き出す、といった感じです。
姿勢は特に限定しません。立ったままでもいいですし、椅子に座っても、正座した状態でも構いません。背筋さえ伸びていればOKです。
腹式呼吸がもっとも楽にできる姿勢で行いましょう。
- 下腹部に手を当てます。意識を下腹部に集中させます。
- 息をゆっくりと、リズミカルに吐き出します。「フッフッフッー」という感じに吐き出します。
- 腹筋をゆるめて、息をゆっくりと吸い込みます。
- この呼吸法を、20~30分ほど行います。
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